売却側企業:日清紡ホールディングス株式会社
対象会社:TMD Friction Group S.A.
- 日清紡はTMD の全株式をドイツ拠点のプライベートエクイティファンドAEQUITA SE & Co. KGaAへ売却
- TMDは欧州を中心に自動車用ブレーキ摩擦材の製造・販売を行い、Tier 1 OEMやサプライヤとの長年の取引実績及び世界を代表するアフターマーケットブランドを強みとする
- TMDの2022年12月期の売上高は1,041億円、営業利益は▲66億円
買収側企業:AEQUITA SE & Co. KGaA
- AEQUITAは自動車やインダストリアル分野の欧州における中小規模ターンアラウンド案件を得意とするドイツ拠点のプライベートエクイティファンド
本件の意義
- 日清紡の無線・通信事業、マイクロデバイス事業を重点投資事業とするポートフォリオ変革の一環としてTMDを売却
- TMDはウクライナ戦争などによる原材料及び燃料費高騰の影響で収益性が低下。また、環境規制「Euro 7」対応など自動車業界は新たな課題にも直面
- 自動車やインダストリアル分野におけるターンアラウンド案件を多数手がけるAEQUITAの経験・知見を活用することで持続的な成長を目指す
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